-幻のイカフライ-
それは、郷里が生んだ究極の揚げ駄菓子。
大塩派かスグル派か。
一枚10円だったでしょうか。
その幼き頃のすりこみに洗脳され切ったおっさんは40年近く経過した今もお好み焼きに入れてしまう。
またまたまた、30数年前のこと。一番上の叔母さんがお好み焼き屋をやっていた。
イカ天入りといえば、大塩かスグルかのイカフライだった。ソフトタイプを入れたと思ったが、今でも天かす代わりにお好み焼きに入れてしまう。もちろんそれは、幼き頃に良く食べたものだが、それを県外では広島風と呼ぶ。近頃は、それを更に呉焼きというそうな。今現在は多様化しているので解らないが子供の頃にお世話になったお好み焼きのイカはイカ天を指していた。
豚バラ肉が程よく焦げてカリカリになってそれがとても美味しかったのを思い出した。2012年現在でもクラシックなお好み焼きやさんというのは、まだ存在しているのだろうか?おばさんはもう90過ぎでその頃の話をするととても喜んでくれた。
-これは絶対イカフライだろう・・・・たぶん-