急に涼しくなりました。2020年の秋もたけなわになったのか、コウロギとスズムシが大半になってきました。台風、台風と恐怖におののく昨今では、その鳴き声すら耳に残らないことが多いかもしれません。
さて先日清水に行く用があり温泉のお話しを少ししましたが、今日は、清水製パンについて少しだけお話ししたいと思います。この静岡の清水製パンは勿論ローカルなのですが、どうやらホームページがないようです。(あったらすみません)その歴史もどこを調べても解りませんが、この感じは呉製パンな感じなので、おそらく学校給食ご用達かと思いました。それは的中したようです。
なんでもマグロメンチカツバーガーなるご当地パンがあるということで買いにいきました。工場でお昼の時間のみ販売しているらしいので工場へ行ってみます。(暇な親父です。)そこはかつて私がアルバイトに行ったことがある超巨大製パン工場とは大きく異なり、こじんまりとした昭和の工場の雰囲気でした。何処にも売店らしき場所は見当たりませんのでとりあえず事務所で聞いてみます。どうやらお昼の時間だけ販売しているそうです。しかもマグロメンチカツバーガーは基本置いていないそうです。これは清水駅の売店で基本購入するそうですが、1個だけ偶然あるとのことでその1個と気になるアンキリ、等々をごっそり買いました。どうやらこの餡は自家製ということでその味に納得しました。もともと子供の頃よりアンドーナツがとても好きでしょっちゅう食べていましたが、清水製パンの揚げあんぱん(アンドーナツ)は、やはり私を昭和の時代に一気に引きずり込みます。
アンキリは、その看板らしく餡と生地のバランスがとても良く、口に合いました。焼きたてということもありますが、とても満足でした。昔ながらのあんきり、一体いつごろから、清水の皆さんが食していたのでしょうか。誰か教えてください。
それで、肝心のマグロメンチカツバーガーは、1個しかないのでそれを三等分して食べました。もし世界最大のファストフ―ド代表のなんとかフィッシュとこれを比較したならば、圧倒的にマグロメンチカツバーガーです。(あくまでも個人の意見ですが)バリュー的にも圧倒的にマグロ〜です。
やはり私は、ご当地、地場というのはとても心を惹かれます。そこには、その地で生きてきた人達の、歴史や文化が織り交ぜられていて、その味も噛み締めているからだと思います。
今回はとっても長くなりました。番外編に入れてともおもいましたが、いつもの余談にしました。
がそれではその〓になります。
後ろ姿が巡礼者とは言えない哀愁漂う背中の名人
2019年10月8日の会話
旧式(水産学部)