楽園の終焉-小楽園の幸福2011番外編 草創期のGTルアーの一端を垣間見る
2020-10-05


フラホッパーと、なんと言ってもジッターバグを想像するのではないかとおもう。それほど、ジッターバグは、世界中のアングラーからその代表であると認識しているのかと思う。筆者もその一人である。

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筆者が1980年から1982年頃に購入したもの、USA製で厚紙の箱に薄いプラのカバーだったように思う。箱は、もう無い。

 GIBBS社でGTルアーと言えばPORARISPENCIL POPPERだと思うが、特にPOLARISは有名で、90年代半ばまで使われてきた名品であったと思う。北米発祥のこのルアーは、日本には居ないストライプドバス釣りの為に開発され使われてきたと言っても過言でない。それほどそのストライプドバスは、北米東海岸人気の魚種である。我が国には存在しないが(一部の管理釣り場で淡水化したのはある)強いて言うならば、スズキに近いがその形状やサイズは大きく異なる、その昔は、和訳でシマスズキと言われたころもあったそうである。

 また、それと双璧をなすのが、このARBOGAST社のSCUDDERではなかろうか、もっぱらGTで使われたのは2400シリーズの2ozだったのではないかと思う。このスクーダーは、20年ほど前(2011年当時から)に友人からもらい受けたものでその時代には既に中国製だった。当然作りもオリジナルの時代よりも悪かった。ワイヤースルーのこの基本的な構造は、今でもある程度のSWルアーの基本構造となっているようである。

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日本のSWの草分けの一つに数えられる名品だった
時代は、ナイロンラインしか使われていない頃である。

それも時代がPEライン化するに従って、これらの初期の時代を担った名品も片隅に追いやられていったようである。これを改良したと思われる、クレイジースイマーはF師匠の名品であり、90年代のGTルアーといえば、クレイジースイマーだったように思う。90年代は、この古きアメリカンルアー達と国産ルアーが混在していた時代だったとおもうが、後半になるにつれ、国産が増えていったように思える。いや、ほぼ国産ルアーが制する時代へと変わっていった気がした。時代が変わっていることを意味していたのだろう。またGT専用機まで出て来た時代である。 D社、S


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