楽園の終焉V-11
2021-05-17


ここのところ、急に梅雨っぽくなりました。
そんな最中、友人よりタケノコが届きました。
それも、薩摩の殿様に献上したと言われる通称大名たけのこです。
癖も灰汁もない味は、大多喜の孟宗たけのこを散々食べてきた私にも新鮮で飽きないとても良い味でした。皮ごと焼くとその竹の香りがほんのりと移ってなんとも言えない風味です。
これは大変良いものを頂きました。感謝に尽きません。もちろん、大多喜のたけのこは別ものでこれも大変美味ですよ。

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それではその11うたかたの歌です。

-うたかたの歌-

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ねっからの野生種、けがれ無き血統
浪人鯵と言う銘の孤高い侍のプライド
その力強い顎と牙(刀)に偽りはなし

 早々に部屋に帰ると、バタバタと荷ほどきしてから明日のタックルの準備にとりかかるとする。この荷ほどきも結構面倒くさい仕事であるが、それも順を踏んで行わないと次が無い事を良く知っているところである。
 既に日本でリーダーまで結んできたかいもあってかお陰様で、もっぱら作業は、その先の大型疑似餌やライブベイトフックの取りつけ作業がメインになる。それでも眠くなってきたので少しベッドに転がったら、知らないうちに寝ていた様で、またふと目が覚めた。
どうやら1時間が過ぎていたらしい。うたた寝もいいところである。

“あれっ・・ヤバい!”
時計を見ると既に夜中になっていたので、慌てて残りをこなし1時間程で完了。そして掛け布団を掛けてから思い出して、効き過ぎないようにエアコンを緩めてから就寝した。効き過ぎたエアコンに薄いかけ布団は地獄である。今までそれを何度経験したことか。

ロウニンアジのゆめ

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一番ああその海には、彼らが流れに付いて定位している。そう浸食して大きな岩になった入り組んだそこ。良い位置には、大型の浪人者がいつもいる。


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