楽園の終焉V-13
2021-06-01


 初夏の訪れでしょうか。ホタルが既に舞っています。友人がわざわざ撮影に行ってきたそうです。房総のゲンジボタルでしょうか。まだまだ最盛期ではないみたいですが、それでもいよいよかと思います。今年も沢山見れるといいですね。日本での蛍狩りはまだ滅んではいないようです。

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さてそれではその13です。

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ホテル内のビ―チその2

毎朝綺麗に掃除され、ゴミひとつない素晴らしい情景

それは、プライベートビーチならではなのだろうか

 その場所から早速10分程度車で移動すると、おなじみのボートがそこにあった。遠目には数年前と全く変わらない、同じ感じであるように見えた。変わった事と言えば、以前使っていたマリーナ風の事務所兼休憩所風&高級にしたい風のそのマリーナは全く使えなくなり、いきなりその裏手にある糞だらけのビーチに適当に降ろされた。

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当時は、最新鋭風のカスタムボートで、GTを釣る為に生まれてきたボートその名も皇帝

しかしながら、いくらなんでも皇帝とは…だとは思ったがバリではそうなのだろう

そこに初老夫婦が営むカフェがひっそりと建っていた。
バラックに毛が生えた感じで、カフェと言ってはみたものの、古い駄菓子屋風茶屋と言った方が正しい表現なのかもしれない。
 廃材で組み立てられた風のテーブルには、おなじみの蝿達がいったり来たりした。もちろんそのテーブルは全く拭かれた様子も無い。
椅子は長い板で組んだだけのもの。それも寄せ集めな感じである。
隣で焼きそばを焼いていたが、これまた木のまな板風に適当にキャベツを切ると、淡々と野菜を切り適当に炒めていた。そこで水を飲んだ。勿論、ミネラルウォーターである。これが最大のもてなしであったが、それを素直に受け入れた。前回来た時とは大きく異なったが、それも様々な事情故の事。我々の選択としては、ただそれらを受け入れる。それだけだ。それならばその焼きそばを私も・・ということを口にした時、現地のTさんは、その焼きそばを旨そうに食べながら「ああ、絶対腹壊すので止めてください。」と即答だった。そうでしょうね。


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